就職活動で心がけたい「あかさたなはまやらわの法則」
就職活動で心がけたいことを紹介します。
迷ったら受けてみる
迷ったら、やってみること。これは、就職活動に限った話ではありません。基本的に、人はやったことに後悔するより、やらなかったことに後悔します。ですから、少しでも興味のあることがあれば、やってみる価値があります。
そうすることで、自分に合った企業を見つけることができるかもしれません。人の直感は、バカにできないものです。
ただし、就職活動は時間の制約があります。迷っている場合は、なぜ迷っているのかを考えてみる必要があります。もし、迷っている理由が、自分の本来求めているものと合致しないのであれば、受けなくても良いかもしれません。
就職活動は、たくさん自分と向き合います。自分の価値観や、やりたいことを見つめ直し、自分に合った企業を見つけます。迷ったら、まずはやってみる。そうすることで、自分の本当の希望が見えてくるかもしれません。
見るだけではなく動く
就職活動では、OB訪問をすることがとても大切です。なぜなら、巷にあふれているような情報はほとんど価値がなく、実際に働いている人の生の声を聞くことはとても大切だからです。
実際、OB訪問をする人は3割程度しかいないそうです。OB訪問は重要だと思っている人は多いにもかかわらず、OB訪問をしている人は少ない傾向にあります。そのため、OB訪問をすることで、周りの人と差別化することができるかもしれません。
しかし、OB訪問ができない理由として、そもそも先輩やOBがいないということがあります。大抵、OB訪問をする際には、大学の就職課で調べたり、OB・OG訪問会に参加したりして、OBやOGを紹介してもらいます。
しかし、そういった方法でなかなかOBやOGが見つからないこともあります。それであきらめてはいけません。例えば、私の教え子は、自分の志望する企業のビルまで足を運び、通りかかった社員に声をかけ、OB訪問をさせてもらったことがあります。
何かうまくいかないときに、人のせいにしたり、諦めたりする人は、なかなかうまくいきません。何かうまくいかないときに、自分なりに考えて行動することが大切です。
就職活動では、なかなかうまくいかないこと、困難なことにぶつかることもあるかもしれませんが、そういった時こそ、自分で考えて行動することが大切です。
無理をしない
就職活動では、体調管理が大切です。健康は大切だと当たり前のように思ってしまいがちですが、忙しくなるとついおろそかになりがちです。しかし、就職活動は長丁場の戦いです。体力的にも精神的にも、無理をしないようにすることが大切です。
ここでは、就職活動中の体調管理のポイントをいくつかご紹介します。
- 睡眠をしっかりとる。 就職活動では、面接や企業説明会、筆記試験など、さまざまな場面で人前に出ることが多いです。そのため、十分な睡眠をとっておくことが大切です。睡眠は、体と心を休め、回復させるために欠かせません。
- 健康的な食事を心がける。 食事は、体を作る大切なものです。就職活動で健康を維持するためには、バランスの良い食事を心がけましょう。野菜や果物、魚をたくさん食べるようにしましょう。
- 適度に運動をする。 運動は、気分をリフレッシュさせ、ストレス解消に効果的です。就職活動のストレスを解消するために、ウォーキングやジョギング、ストレッチなどの軽い運動を習慣にしましょう。
- 休息をとる。 就職活動は、大変なことも多いですが、無理をしすぎるのは禁物です。気分転換をしたり、好きなことをしたりして、休息をとるようにしましょう。
目を見て話す
就職活動中は、面接を受ける機会がたくさんあります。就職活動に限らず、人と話をするときは、相手の目を見るということはとても大切です。なぜなら、相手の目を見て話をすることで、相手に興味があることを伝えることができ、信頼感も生まれます。
しかし、人によっては、相手の目を見ることを恥ずかしく感じることもあるかもしれません。そんなときは、相手の目を見るさいに相手の顔の少し上や、相手の鼻のあたりを見ることを意識してみてください。そうすることで、相手の目を見るという圧迫感を感じることなく、相手に興味があることを伝えることができます。
また、目が悪い方は、コンタクトレンズやメガネを外して面接に臨むのもひとつの方法です。そうすることで、相手の目を見ていても、目が見えなくなるので、恥ずかしさを感じずに済みます。
就職活動では、第一印象がとても大切です。面接では、相手の目を見て、しっかりと話をするようにしましょう。
求めているものを明確にする
就職活動に何を求めていますか?お金ですか?安定ですか?今この質問に答えられない人は、少し危険かもしれません。なぜなら、求めているものが明確でないと、人は頑張ることができないからです。
わかりやすい例を挙げれば、ゴールがわからないと、人は頑張ることができません。むしろ、ゴールに辿り着くことすらできません。
いつまで頑張ればいいんだろう?どれくらい頑張ればいいんだろう?そうやって不安に思いながら頑張ることになるでしょう。そして、結局はそういった不安に負けてしまい、頑張らなくなってしまいます。
何かに取り組む際には、必ずゴール、つまり自分が求めているものを明確にすることが大切です。私が教えている心理学では、最終的な人の目標は、感情を求めることだと言われています。
人は、感情を求めるために頑張っているのです。例えば、わかりやすい例を挙げてみると、私たちはお金が欲しいのではないのです。
もしかすると、あなたはお金が欲しいと思っているかもしれませんが、私たちはお金そのものが欲しいのではなく、お金を得ることで得られる感情が欲しいのです。
例えば、お金を得ることで、良い家に住んだり、安心したりすることができます。また、お金があれば、友達と食事に行ったり、旅行に行ったりすることもできます。つまり、私たちは最終的には、幸福感や充実感などの感情を求めているのです。
就職活動でも同じことが言えます。大企業に入社したいと思っているのであれば、なぜ大企業に入社したいのかを、よく考えてみてください。
大企業に入社することで、どんなことを実現したいと思っていますか?どんな人生を送りたいと思っていますか?大企業に入社することで得られる感情を、明確にしておきましょう。
そうすることで、就職活動へのモチベーションを高めることができます。あなたの求めているものは何ですか?